ブルームバーグが先日発表した「COVIDレジリエンス(耐性)ランキング」で米国を首位としたことについて、中国外交部(外務省)の趙立堅報道官が12日の定例記者会見でコメントした。
【記者】ブルームバーグが先日発表した「COVIDレジリエンス・ランキング」で米国が首位、中国が8位となった。これについて中国側としてコメントは。
【趙報道官】私の見た報道によると、ブルームバーグのいわゆる「COVIDレジリエンス・ランキング」は、「米国が首位」の結果を出すため、以前のランキングでは最も重要だった感染者数や死者数などの指標の削除も辞さなかったうえ、ロックダウンや出入国防疫管理政策の実施をネガティブ・ファクターとした。これは、事実を尊重せず、科学も尊重せず、さらには人命も尊重しないものだ。
中国人が常に言うように、「大衆の心の中には竿秤があり、大衆の目は誤魔化せない」。いわゆるランキングの結果は、黒いものを白いと言い、白いものを黒いと言うものであり、今後は死んだ者も生きていると言うかもしれない。世界の民衆はこれを一笑に付し、しばらくの間茶飲み話の種にするだけだろう。(編集NA)
「人民網日本語版」2021年7月13日