48カ国の国連ジュネーブ事務局常駐代表は15日、世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長に書簡を送った。世界範囲で新型コロナウイルスの感染源特定の研究を展開することを支持し、感染源の問題の政治利用に反対した。
これらの国は書簡の中で、「ウイルスは人類に共通する敵であり、国際社会は団結し協力することで初めてウイルスに打ち勝つことができる。感染源特定の研究をめぐる協力は、人類とウイルスの戦いの重要な内容だ。第73回世界保健総会の関連決議によると、感染源特定の目的は、ウイルスの動物から人への感染経路(中間宿主を含む)の特定だ。感染源特定は科学の任務であり、科学者が世界範囲で調査・研究を実施する必要がある。感染源特定は政治利用されるべきではなく、政治利用されれば国際的な感染源特定の協力と、世界の感染対策の努力を阻むことになる」と表明した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年7月16日