国連経済社会理事会の持続可能な開発に関するハイレベル政治フォーラムは13~15日、国別の自主的プレゼンテーションを行った。王毅国務委員兼外交部長(外相)は14日の会合にテレビ会議の形式で出席し、中国の「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の実行状況について説明した。新華社が伝えた。
王部長は、「中国は革新・協調・グリーン・開放・共有という新発展理念を堅持している。これは2030アジェンダの提唱する5大主旨と極めて符合しており、世界の発展事業のために中国の知恵と案を提供してきた。主要な成果及び手法として、第1に発展を最重要課題として堅持し、第2に人間本位の理念を堅持し、第3に人と自然の調和ある共生を堅持し、第4に開放・ウィンウィンという時代の潮流に順応し、第5に各国と連携して共同発展を実現してきた」と説明。
「世界各国は現在、新型コロナウイルスのパンデミックにより大きな打撃を受けている。我々は手を携えて、世界の発展プロセスに新たな原動力を与えなければならない。発展優先を堅持し、持続可能な開発目標の実践者である必要がある。互いの発展路線を尊重し、公正で合理的な国際秩序の擁護者である必要がある。包摂的で連動する発展環境を作り、開放型世界経済の建設者である必要がある。革新的な成長の意識を強化し、質の高い発展の先駆者である必要がある。グローバルな試練に共同で対処し、人類の明るい未来の樹立者である必要がある」とした。
王部長はさらに、「中国は各国と連携してグローバル開発パートナーシップを深め、国際開発協力に新たな展望を切り開き、人類運命共同体の構築を後押しすることを望んでいる」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2021年7月15日