次の段階のウイルス起源解明、WHO事務局の声明に中国側が論評

次の段階のウイルス起源解明、WHO事務局の声明に中国側が論評。外交部の華春瑩報道官は16日、世界保健機関(WHO)事務局が先ほど発表した、次の段階の新型コロナウイルス起源解明問題に関する声明について、記者からの質問に回答した…

タグ:ウイルス起源解明

発信時間:2021-08-17 15:34:19 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 外交部の華春瑩報道官は16日、世界保健機関(WHO)事務局が先ほど発表した、次の段階の新型コロナウイルス起源解明問題に関する声明について、記者からの質問に回答した。


 同日の定例会見で、記者からは「WHOは12日に声明を発表し、WHOの重点は科学者に第1段階の研究を踏まえた上で、2021年3月の中国・WHO共同研究報告書の提案を実施させることにあると表明した。いかなる新たな病原体の起源解明も苦しい取り組みであるが、これは科学の基礎の上に成り立つ取り組みで、協力、貢献、時間が必要だとし、起源解明は相互非難の政治ツールになるべきではないとした。また声明は、第1段階の起源解明の研究報告書は、すべての仮説を排除する十分な科学の証拠がないとし、新型病原体科学諮問グループなどのメカニズムを構築するとした。中国側はこれについてどう論評するか」という質問があった。華氏は次のように回答した。


 中国側はWHO事務局が12日に、次の段階の起源解明問題について発表した声明が、次の段階の起源解明は第1段階の研究を踏まえ、中国・WHO共同研究報告書の提案を実施するべきと強調したことに注意している。新型病原体の起源解明は科学の基礎の上に成り立つべきで、相互非難もしくは政治的攻防のツールになるべきではないとした。これらの観点はWHOの関連作業の中で徹底されるべきだ。


 外交部は先週金曜日、新型コロナウイルス起源解明問題在中国使節会見を開き、中国側の起源解明問題における立場と主張、最新の活動の進捗を全面的に説明した。私は、WHOが加盟国によって主導されることを強調する。起源解明は重大であり、世界の次の段階の起源解明も加盟国によって主導されるべきだ。事務局は世界の起源解明活動計画について、後続枠組みを含め加盟国と十分に協議し、世界保健総会の関連決議を真剣に履行し、加盟国の意見を尊重し、当事国の起源解明計画について当事国との協議を踏まえて確定し、その上で効果的に協力を展開するべきだ。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年8月17日


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