イランの外務省報道官は6日、新型コロナウイルスの発生源を政治問題化することに反対の姿勢を示した。ウイルスの発生源や関連する事柄を政治問題化するのは、感染症の対応として最悪のやり方だと指摘している。
同報道官は同日の定例記者会見で、米国や西側諸国の一部が発生源などを政治問題化して煽っているのは残念なことと話した。欧米は自分たちの責務を果たす必要があり、人類が感染症から脱却するために他国と協力しなければならないとしている。
また、ワクチンを生産する国は公平なワクチン普及を保障すべきだが、それはまだ実現していないと指摘。米国と欧州諸国は平等にワクチンが行き渡るよう配慮する必要があると述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年9月12日