王毅部長「米国は中国の発展を客観的・理性的に受け止め、平和共存と協力・ウィンウィンを図るべき」

王毅部長「米国は中国の発展を客観的・理性的に受け止め、平和共存と協力・ウィンウィンを図るべき」。

タグ:平和的に共存

発信時間:2021-09-15 16:48:02 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


王毅部長「米国は中国の発展を客観的・理性的に受け止め、平和共存と協力・ウィンウィンを図るべき」--人民網日本語版--人民日報

王毅国務委員兼外交部長(外相)は14日、シンガポールのバラクリシュナン外相と同国で共同記者会見に臨んだ。


【記者】中国と米国は現在、地域的な外交競争をしているのか。東南アジア諸国はどちらの側につくかという選択をどうすれば避けられるか。


【王部長】中国の発展には強大な内生的原動力があり、それは歴史の必然的趨勢だ。中華民族の偉大な復興の実現という歴史プロセスは不可逆で、必ず達成されるものであり、これは人類全体の発展と進歩の重要な成果でもある。中国の発展をどのように受け止めるかは、世界各国にとって重要な課題だ。先程リー・シェンロン首相と会談した際、私はシンガポールが中国の発展を理性的、公正、客観的に受け止め、中国の発展から協力のチャンスを見出すことに長け、相互成果と共同発展を実現し、両国及び両国民に確かな利益をもたらしていることを称賛した。


世界には、中国の発展に適応できず、様々な疑念や懸念を抱き、中には深刻に誤った戦略判断をしている国や勢力もある。これは協力の促進にマイナスであるだけでなく、正常な関係の発展にも影響を与える。米国はそのようなプロセスの最中にあるのだろう。米国は、発展の権利は世界で米国だけが持つのではなく、他の国々も持っていること、幸せな生活を送る権利は米国民だけにあるのではなく、他の各国国民にもあることを認識すべきだ。


米国がシンガポールを含む多くの国々と同様に、今日の中国を客観的かつ理性的に受け止め、中国との互恵協力を模索し、拡大していくことを望む。世界第二、第一の経済大国である中国と米国が協力すれば、世界にとって利益がある。米国は特にゼロサム思考を捨てる必要がある。世界は前進しており、冷戦時代に逆戻りすることはない。時代と共に進み、他の文明や民族と平和的に共存し、協力・ウィンウィンを図ることを学び、平和で、調和のとれた、安定し、繁栄する世界を共に構築する必要がある。(編集NA)


「人民網日本語版」2021年9月15日 


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