気候変動枠組条約第15回締約国会議(COP15)の第1段階会議がまもなく、昆明市で開催される。生態環境部は23日に会見を開き、会議の準備に関する情報を発表した。
生態環境部自然生態保護司の崔書紅司長によると、COP15は国際社会の生物多様性保護の経験を全面的に総括し、今後10年の世界の生物多様性ガバナンスの青写真を描く、マイルストーンとしての意義を持つ会議になる。
会議は今年の10月11−15日、来年の上半期の2段階に分けて昆明で開かれる。第1段階会議はオンライン・オフライン結合で開催、第2段階はオフラインで開催。第1段階会議は「ポスト2020生物多様性枠組」を除く各種議題の審議を終える。「ポスト2020生物多様性枠組」は第2段階会議で審議・決定される。
崔氏によると、第1段階会議の内容には開幕式、閉幕式、ハイレベル会議、生態文明フォーラムなどが含まれる。うちハイレベル会議は「昆明宣言:生態文明に向け邁進、地球生命共同体を共同建設」を発表する。行動し、地球生命共同体の共同建設という呼びかけに呼応し、生物多様性の消滅を防ぎ、人類の福祉を促進し、持続可能な開発を実現するよう呼びかける。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年9月24日