中露合同海上演習「海上連合2021」の開幕式が14日午後、ロシアのピョートル大帝湾沖で行われた。
同演習は中露両国の海軍の年間計画で予定されていたもので、双方は各種艦艇、固定翼対潜哨戒機、艦載ヘリなどを派遣する。主に通信、艦隊による機雷危険エリアの通過、浮遊機雷の消滅、艦隊防空、対艦射撃、合同機動、合同対潜などの訓練を行う。中国側は1万トン級駆逐艦「南昌艦」や対潜哨戒機などが初めて海外の演習に参加する。双方はさらに各種の新型武器による実弾射撃訓練を行う。
海軍報道官の劉文勝大校によると、▽中露による新時代の包括的戦略的協力パートナーシップの基礎固め▽双方の戦略的相互信頼の強化▽友好的かつ実務的な協力の掘り下げ▽部隊の実戦能力の訓練▽両国海軍による海上安全の脅威への対応の能力、及び地域の平和・安定維持の能力の向上――が演習の目的となっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年10月14日