中国の秦剛駐米大使は6日、中国語コンテスト「漢語橋」の米国人参加者とのオンライン交流イベントに出席した。秦大使は米国の学生らに、中国語を学んで中国人の精神世界に本当の意味で触れ、真実の立体的な中国を知り、中米両国の国民が文化の違いというギャップを乗り越え、溝を埋め、誤解を解消し、尊敬し合い、好感と相互信頼を高めるよう激励した。新華社が伝えた。
秦大使は挨拶の中で、「歴史や文化、社会制度、発展段階の異なる2つの大国である中国と米国には、多くの違いが存在する。中国語をマスターするのは、両国間の交流と相互参考にとって非常に必要なことだ」と指摘した。
コンテストの受賞者や参加者は、中国語学習やコンテスト参加の経験、中国語や中国文化が好きであること、将来の人生計画にとって中国語学習の持つ重要な意義を語り、今後の米中友好活動への意欲を表明した。
対話セッションでは、学生と教師の代表が、新型コロナウイルスのパンデミック下の中米関係、コンテストへの参加方法、どのように努力したら外交官になれるかなどについて秦大使と意見交換を行った。
最後に秦大使は「今回の楽しい交流を通じて、皆さんの中国語学習への熱意を感じ、米国の学生の間で中国語学習の大きなニーズがあることも知った。皆さんがこれからも努力し、根気強く勉強を続けて中国語をマスターし、中国に関心を持ち、広く友人を作り、友情の絆を共に紡ぎ、中米友好の使者となることを希望する」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2021年11月8日