外交部の楽玉成副部長は2日、ロシアのモルグロフ外務次官とテレビ会議を開いた際に、「いわゆる『民主主義サミット』は完全な茶番、典型的な冷戦思考だ。民主主義は個別の国の専売特許ではない。ある国は民主主義のレコードが輝かしくないにも関わらず、『民主主義の権威』を自任している。勝手に民主主義の定義を書き換え、民主主義の基準をでたらめに設け、民主主義を私利を得るための道具にしている」と述べた。
楽氏は、「『民主主義サミット』は既存の問題を解消しないばかりか、世界の混乱と分裂を激化させる。これは民主主義への冒涜と裏切りだ。民主主義の名を借りながら民主主義に背く行為は極めて荒唐無稽で、人心を得ず、必ず失敗に終わる」と強調した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年12月3日