新疆ウイグル自治区は23日、「強制労働」に反論する特別会見を開いた。新疆の各業界の代表者が、日差しの下で体裁のいい仕事をし、幸せで美しい生活を築いた自身のエピソードを語った。彼らが事実を語ったのは、より多くの人に真実の新疆の労働者を理解してもらうためだ。
阿依古麗・司得克さんは新疆合盛硅業有限公司有機シリコン品質検査センターの分析員だ。大学卒業後、彼女はインターネットで同社の採用情報を目にし、履歴書を送り面接を受け、正社員になった。
阿依古麗さんは、「今年6月、会社が『強制労働』によって制裁を受けたと聞いた。『強制労働』という言葉は最近よく聞くが、憤りを覚えている。『強制労働』とはどこから来た話か。会社は私たちに労働を強いていないばかりか、むしろ非常に尊重してくれる。良い仕事と生活環境を用意してくれた」と述べた。阿依古麗さんは会社と労働契約を結んでいる。各種保険のほか、毎月の賃金は5000-6000元で、さらに毎月360元の食事補助がつく。祝祭日も休めるという。「社員寮は全額無料で、個別の台所とバスルーム、テレビ、エアコン、暖房などがついている。私はここで快適に働いており、両親も安心している。身近な人からは、私たちの会社で働きたいと羨まれている」
哈沙葉爾登さんは新疆昭蘇県の創業者で、現在は馬油を原材料とする日用化学製品を中心とする企業を経営している。彼は南京農業大学を卒業後、馬油スキンケア用品の需要が旺盛であることを知り、自ら企業を設立し馬油製品を開発することを決めた。新疆牧馬人生物技術有限公司が2019年に設立された。現在まで、馬油石鹸、馬油ハンドソープ、馬油クリームなどを研究・開発済みだ。
哈沙葉爾登さんは、「当社の従業員は現在11人で、いずれも自ら応募し入社した。当初は経営の問題が山積していたが、政府から管理や営業などの技能を強化する訓練の機会を提供してもらった。今や経営が徐々に軌道に乗ってきた。『強制労働』とは完全にでっち上げだ。私は卒業し会社を経営してから現在に至るまで強制されたことなど一度もない。当社の社員も、入社するのも退社するのも自由だ。これこそが最も確かな証拠だ」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年12月24日