外交部の趙立堅報道官は24日の定例記者会見で日本側に対し、「『オリンピックの開催について互いに支持し、スポーツを政治化しない』という約束を実行に移すよう望む」と促しました。
報道によりますと、日本の内閣官房長官は北京冬季五輪・パラリンピックに東京五輪組織委員会会長、日本オリンピック委員会会長、日本パラリンピック委員会会長が出席することを明かすと同時に、「政府代表団を派遣するつもりはない」としました。また、別の報道によりますと、日本選手団は予定通り、北京冬季五輪・パラリンピックに参加するということです。
趙報道官は記者の質問に答えた際、「中国側は日本オリンピック委員会などの関係者と日本選手が北京冬季五輪・パラリンピックに参加することを歓迎する。日本政府の態度表明に注視しており、『中日両国は互いの五輪開催を支持し合い、スポーツを政治化しない』と約束した内容を日本側が実行に移すよう望んでいる」と述べました。趙報道官はまた、「中国側は各方面と共に、より団結をという五輪精神を実践し、世界に向けて簡素で、安全で、素晴らしい大会を実施できるものと自信を持っている」と述べました。
「中国国際放送局日本語版」2021年12月25日