中国の空母「遼寧艦」の艦隊は30日午前、遠洋実戦化訓練を無事完了し、青島市の母港に安全かつ順調に帰還した。20日余りの訓練において、艦隊は黄海と東中国海を渡り、かつ宮古海峡を通過し西太平洋の各海域に進み、各種内容の総合的な訓練、条件付きの対抗訓練を行った。訓練は実戦を指導とする訓練、実戦に基づく実戦的な訓練、共同作戦・共同訓練、体系的な練兵を強調。遠洋展開能力の需要を見据え、空母艦隊の体系的な作戦能力を効果的に高めた。
外国の軍艦・軍機が訓練中、中国の空母艦隊にしばしば近接偵察と追跡・監視を仕掛けた。艦隊は全過程において慎重に処置し、何度も艦載戦闘機を発艦させ、効果的に対応した。各級指揮員の優れた軍事的素養、多くの将兵の粘り強い戦闘の精神を十分に示した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年12月31日