このほど西安市で、受診が困難という目立った問題がたびたび報告されている。孫春蘭中共中央政治局委員(国務院副総理)は6日午前の特別会議で、医療サービス保障活動を手配した。孫氏は次のように述べた。
感染対策は人民の健康のため、すべての命を守るためだ。医療機関の最大の職責は医療サービスの提供だ。そのため感染対策期間中に、どのような口実であっても患者を拒否してはならない。患者の需要に応じ分類の治療を行う。重篤の患者についてはPCR検査の証明書の有無に関わらず、医療従事者の防護の徹底を前提とし、真っ先に収容し治療する。透析患者、放射線治療などの腫瘍患者、妊婦、新生児などの直ちに受診する必要がある人については指定病院を設置し、連続的な医療サービスを保証する。慢性疾患を持つ人の薬の問題については、処方量を適度に増やし、コミュニティの保健サービスセンターを通じ自宅に薬を届ける。すべての区に診療を受け入れる指定病院を設置し、コミュニティから特別の車両を手配し、通行証を与えグリーンルートを開設することで、患者を病院にポイントツーポイントで送る。関連医療機関も必要な緊急治療・手術・病室緩衝ゾーンを設置し、先に治療を行い陰性化してから普通病棟に移す。救急車の電話がつながらない問題については、調査員を派遣し状況把握に努めている。総合的な措置を講じ、人員を増やし、患者の訴えに速やかに反応し解消できるようにする。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年1月7日
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