リトアニア外相の中国に関する発言について、外交部(外務省)の趙立堅報道官は8日の定例記者会見で、「中国がリトアニアを『脅迫』しているとの主張は全くのでっち上げだ。リトアニアは自らの過ちを正し、是非を混同するのを止めるべきであり、ましてや他の国々を抱き込んだ反中策を取るべきではない」と述べた。
【記者】リトアニアのランズベルギス外相は現在、オーストラリアを訪問している。ランズベルギス外相は訪問前にインタビューを受け、中国の「脅迫」と貿易制裁に対処するためにリトアニアとオーストラリアがどう助け合うかが主たる議題になると述べた。ランズベルギス外相は10日にもオーストラリア戦略政策研究所(ASPI)で、「攻撃にさらされる『ルールに基づく世界秩序』:ウクライナ及び台湾を例に」と題して講演を行った。これについて、中国側としてコメントは。
【趙報道官】中国とリトアニアの関係に問題が生じた理非曲直は非常に明白だ。中国側が自らの正当な権益と国際的に正しい道理を守るために正当な対応を取ることは、完全に理にかなっており、合法だ。中国側は一貫して世界貿易機関(WTO)のルールに基づき事を運んでおり、いわゆる中国がリトアニアを「脅迫」しているとの主張は全くのでっち上げだ。
リトアニアは客観的事実を正視し、自らの過ちを正し、「一つの中国」原則の堅持という正しい軌道に戻るべきだ。リトアニアは是非の混同と悪意ある宣伝を止めるべきであり、ましてや他の国々を抱き込んだ反中策を取るべきではない。(編集NA)
「人民網日本語版」2022年2月9日