外交部(外務省)の定例記者会見場の入り口に15日、特別な2人の「来客」があった。北京冬季五輪のマスコット「氷墩墩(ビン・ドゥンドゥン)」と「雪容融(シュエ・ロンロン)」だ。新華社が伝えた。
北京冬季五輪の開幕以来、天真爛漫なマスコットたちは、競技場内外で無数のファンを魅了してきた。微博(ウェイボー)のトピック「#氷墩墩#」の閲覧回数は48億回を超え、公式ショップでもネット通販でもビン・ドゥンドゥンは入手困難な状況にある。マスコットたちへの愛を惜しみなく表現する外国人も多い。
現在最も人気のマスコットであるビン・ドゥンドゥンとシュエ・ロンロンは、外交部の定例記者会見で並々ならぬ特別待遇を受けた。汪報道官が慣例を破り、質問に答える前に、まず各国の記者たちに彼らを紹介したのだ。汪報道官は「ビン・ドゥンドゥンとシュエ・ロンロンは各国・各地域の選手、メディア、人々から国境を超えて愛されている」と称賛。「スポーツに国境はなく、人類の心は通じ合う。ビン・ドゥンドゥンとシュエ・ロンロンは親切で開放的、楽観的で自信があるという中国人の文化精神を体現し、国境を超えた意思疎通の架け橋となり、『より団結』というオリンピックモットーを生き生きと物語っている。ビン・ドゥンドゥンとシュエ・ロンロンの微笑みとともに、理解を深め、友情を増進し、共に未来へ向かおう」と述べた。
記者会見後、汪文斌報道官はビン・ドゥンドゥン、シュエ・ロンロンと記念写真を撮影した。(編集NA)