米国務省がネパールに「ミレニアム挑戦挑戦公社(MCC)」の早期採択を威嚇、中国は「脅迫外交」を反対=外交部

中国国際放送局  |  2022-02-19

米国務省がネパールに「ミレニアム挑戦挑戦公社(MCC)」の早期採択を威嚇、中国は「脅迫外交」を反対=外交部。

タグ:外交

発信時間:2022-02-19 16:42:14 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 報道によりますと、米国務省の報道官は「最近、ネパールは2月28日までに両国のミレニアム挑戦公社(MCC)の審議・採択の可否を決定する必要があり、さもなければ米国・ネパールの外交関係に影響を与える」と示しました。ネパールの各政治派は現在も意見が分かれており、MCCを議会に付議することで合意しておらず、ネパール国内ではMCCに対するデモも発生したということです。


 これについて、外交部の汪文斌報道官は18日の定例記者会見で「中国側はネパールとの協力を理由とした米国側の『脅迫外交』に反対する」と表明しました。


 さらに、汪報道官は「中国側は国際社会がネパールと発展協力を展開し、ネパールの経済成長と国民生活の改善に貢献することを歓迎する。しかし、これはネパール国民の意思を十分に尊重すべきであり、いかなる政治的条件も付加すべきではない。われわれは『脅迫外交』を行うことに反対し、自身の目的のためにネパールの主権と利益を損なうことに反対する」と述べました。


 「中国国際放送局日本語版」2022年2月19日


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