記者からの「豪国防省は19日、中国海軍の艦艇1隻が17日、豪州北部の空域を飛行中の豪軍対潜哨戒機1機にレーザー照射したと発表した。また中国側の操作は危険かつアマチュアで、豪国防軍の兵士の大きな安全の脅威となったと批判した。報道官は本件についてどう論評するか」という質問に対して、国防部の譚克非報道官は次のように回答した。
豪州側が発表した関連する内容は事実と完全に異なる。豪州のP-8対潜哨戒機が17日、中国の艦隊周辺の空域に接近し活動し、中国艦から最短わずか4キロまで迫った。豪軍機との遭遇の全過程において、中国側の艦艇は終始安全で規範的でプロの操作を保ち、関連する国際法及び国際的な実践に合致した。
中国側の艦艇が撮影した写真を見ると、豪軍機と中国の艦艇の距離が近く、さらに中国艦の周辺にソノブイを投入したことが分かる。この悪意ある挑発行為は誤解と判断ミスを極めて招きやすく、双方の艦艇、軍機、人員の安全を脅かす。同時に豪州側はさらに意図的にフェイクニュースを流し、中国側にありもしないことを批判した。我々は豪州側の上述した行為について断固反対する。我々は豪州側に対して類似する挑発的な危険行為を直ちに停止し、中国側に対する謂れなき批判と中傷を停止し、両国及び両軍関係の大局への影響を回避するよう求める。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年2月22日