9年前の3月25日、習近平国家主席は就任後初めての外国訪問で、アフリカに向け、「真実・実務・親密・誠実(真、実、親、誠)」という対アフリカ政策理念を打ち出し、新しい時期における中国・アフリカ関係の発展に方向性を示しました。9年の間、習主席は自ら双方協力の発展の青写真を描き、「真実・実務・親密・誠実」理念で中国・アフリカ友好の発展を引率して共同で中国・アフリカ運命共同体を構築してきました。
2013年3月、習主席はアフリカを訪問し、タンザニアのニエレレ国際コンベンションセンターで、「永遠に信頼できる友と誠実なパートナーになる」と題する演説を行いました。その中で、習主席は「真、実、親、誠」という4文字で新しい時期における中国の対アフリカ政策を生き生きと解明しました。それは、アフリカの友人との付き合いは「真」、アフリカとの協力は「実」、中国・アフリカの友好増進は「親」、協力中に起こる問題解決は「誠」でなければならないという政策です。
2015年12月、習主席は中国・アフリカ協力フォーラム・ヨハネスブルクサミットに出席した際、「中国は真実・実務・親密・誠実の対アフリカ政策理念をもって、アフリカの友人と共同で協力ウィンウィン、共同発展の新時代に向かっていく」と述べました。
2018年9月に開催された中国・アフリカ協力フォーラム・北京サミットには、習主席と53のアフリカの国の首脳が出席し、戦略的な共通認識に達し、「責任の共同負担、協力共栄、幸福の共同享受、文化の共同振興、安全の共同構築、調和共生」の運命共同体を構築することで合意しました。
2021年11月29日、習主席はオンラインで、中国・アフリカ協力フォーラム第8回閣僚級会議の開幕式に出席し、基調演説を行いました。その中で、習主席は新時代における中国・アフリカ運命共同体の構築について中国の主張を提出し、「団結して感染症に対応し、実務協力を深め、グリーン発展を推進し、公平と正義を維持していく」と強調しました。
「中国国際放送局日本語版」2022年3月26日