ロシア外務省のザハロワ報道官は先ごろ、ロシア軍がいくつかの文書を発見し、米国防総省がウクライナで実施する生物軍事計画についての情報を入手したことを明らかにしました。ロシア側はすでに、国連やその他国際機関などでいくつかの事実を公開し、米側に改めて詳細な説明を求めています。
これについて、外交部の趙立堅報道官は22日の定例記者会見で「『生物兵器禁止条約』の加盟国として、米国は条約遵守の模範を示すべきであり、例外は許されない」と述べた上で、生物軍事活動について全面的かつ具体的な説明を行い、多国間査察メカニズムの構築に対する一方的な反対をやめるよう再度促しました。
「中国国際放送局日本語版」2022年4月23日