ロシアのネベンジャ国連常駐代表は現地時間16日、ウクライナの欧州連合(EU)への加盟はロシアの利益に合致せず、EU諸国はロシアが関係を発展させる対象国ではないと述べました。
また、ロシアのウラジーミル・チゾフEU常駐代表(代表部大使)はこの日、第25回サンクトペテルブルク国際経済フォーラムで、現在ロシアとEUの関係はEU設立後最も冷え込んでいる状態だと述べました。
なお、現地時間16日、ウクライナのゼレンスキー大統領は首都キーウ(キエフ)で、訪問中のドイツ、フランス、イタリア、ルーマニア4カ国の首脳と会談しました。会談後、フランスのマクロン大統領は、この4カ国がウクライナにEU加盟候補国の地位を直ちに与えることで合意したと明らかにしました。
「中国国際放送局日本語版」2022年6月18日