香港特別行政区政府は2日、ペロシ米下院議長が中国の台湾地区を訪問したことに断固反対し、強く非難すると表明しました。
李家超香港特別行政区行政長官は、「ペロシ氏が中国の台湾地区を訪問することは、一つの中国の原則に対して公然と挑発する行為であり、中国の主権と領土保全を著しく損ない、台湾海峡の平和と安定を深刻に脅かし、国際関係の基本準則に対する重大な違反行為だ」と、ペロシ氏の訪台を強く非難しました。
李行政長官はさらに、「香港特別行政区政府は『台湾独立』に反対する固い意志を持っている。立場は鮮明だ」と述べ、国の主権と領土保全を守る中央政府の固い決意を全力で支持する考えを示しました。
李行政長官はまた、「特別行政区政府はいかなる外部勢力であれ、中国の内部事情に介入することに断固反対する。中央政府が講じるあらゆる必要な措置を全力で支持・協力し、国家の主権と領土保全を断固として守る」と強調しました。
「中国国際放送局日本語版」2022年8月3日