脱リスクを口実とし実際には脱中国を行い、友好国を抱き込み中国を除外する「パラレルシステム」を構築しようとする。この世界を分断させるやり方は、深く融合する世界経済に大きなリスクをもたらすばかりか、世界経済ガバナンスをかき乱し、世界の数多くの共同の議題の掘り下げを妨げる。脱リスクは経済・技術・思想・文明交流に人為的に壁を設け、世界各国の相互信頼の礎を破壊する。世界は再び冷戦の泥沼に陥る恐れがある。不平等、貧困、気候変動への共同の対応など、国際社会が手を携え推進すべき事業にも遅れが生じる。

　「中国網日本語版（チャイナネット）」2023年7月20日