いわゆる対中脱リスクは、米国の覇権を脅かすリスクを取り除くものに過ぎない。米国は中国を脅威としているが、これは自分の考えで人を推し量り、「国は強くなれば必ず覇を唱える」を中国に押し付け、戦略的な認識のミスを犯している。冷戦終結後、米国だけが世界で覇を唱え、弱い者いじめ、ペテン、強奪の「覇権いじめ覇道」モードを開始した。米国が憶測するいわゆるリスクは、自国の悪い行いの反映だ。この「推定有罪」はいずれも米国自身にその根源を探ることができる。平和的な発展と、互恵・ウィンウィンの道を堅持する中国が世界にもたらすのは危機ではなくチャンス、対抗ではなく協力、動乱ではなく安定、リスクではなく保険だ。

　「中国網日本語版（チャイナネット）」2023年7月20日