国務院新聞弁公室の蔡武主任は27日の記者会見で、国内外の報道陣に対し、「中国はさらに開放された姿で世界とメディアに向かい合う」と表明した。
蔡主任によると、中央と地方の各クラスの党・政府機関は今年、記者会見を計1409回開き、経済・政治・文化・社会建設における中国の発展の状況を国内外に全面的に紹介した。このうち国務院新聞弁公室が中央と国家機関の関係部・委員会の担当者を招いて開いた記者会見は73回、中央各部門の独自の記者会見は547回、各省(自治区・直轄市)政府による記者会見は789回に上る。
今年の記者会見には次の4つの特徴が見られた。(1)省エネ・排出削減・民生・製品の品質と食品の安全など、国民と国際社会の関心が高い問題をしっかりと押さえた。(2)各部門・地区の「自主発表」が新たな進展を得た。(3)中国共産党の党務情報の発表の質がさらに高まった。中央財政弁公室、中央紀律検査委員会、中央組織部、中央対外連絡部などは国務院新聞弁公室の新聞発布会場で記者会見を行った。さらに中央紀律検査委員会は国務院新聞弁公室と共に中央紀律検査委員会監察部機関に国内外の記者を招待した。同機関が外国人記者に開放されたのは初めてだ。(4)各地・部門の報道官の養成事業が強化された。
「人民網日本語版」2007年12月28日 |