選手村でキリッとした黒い制服を身にまとい、ゲストサービスにあたるグループがある。ホテルで5年以上のサービス経験と流暢な外国語--制服の襟元に光る2本の鍵をモチーフにした金色のバッジを見れば一目でわかる、15省市から集まった平均年齢28歳の「レ・クレドール」のメンバーだ。
北京五輪では五輪史上初めて「レ・クレドール」の最高のもてなしを選手村で提供する。
「レ・クレドール」は19世紀初頭にコンシェルジュがゲストサービスの質を高めることを目的としてフランスで設立した組織。現在ではレ・クレドールインターナショナルのメンバー資格をもつホテルのチーフコンセルジュを指す総称となっている。
レ・クレドール中国から今回北京五輪ボランティアにあわせて1568人が応募し、何段階もの審査を経て最終的に36人の選りすぐりが選ばれた。人民日報系の北京紙「京華時報」が伝えた。
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