第六回アジア冬季競技大会のマスコットはニホンシカの「ルル」である。長春市は中国でよく知られたニホンシカのふるさとであるので、「ルル」は主催地のユニークな地域的文化とその特色を示すもの。中国の伝統的な文化では、ニホンシカはもともと幸運と富のシンボルであり、また、野性的な魅力、優雅な姿、すばしこい動作をも象徴するものであり、冬季競技の選手たちの敏しょうとすばらしいテクニックをあますところなく示している。われわれは、「ルル」は冬季競技種目の強さと速さを示し、友情と愛を広める使者となり、選手たちおよびアジア諸国の人々が長春市の自然環境と人文的雰囲気を楽しんでくれることを願っている。
「チャイナネット」 2007年1月