中国最初のテーマパーク、深せん市の「美しい中華」ミニチュア景観パークと中国民俗・文化村の修築工事がこのほど着工した。
「美しい中華」ミニチュア景観パークと中国民俗・文化村はぞれぞれ1989年と1991年に設立されたものであり、2002年に両パークが合併した。今回の修築工事は、3-5年間をかけ、5億元を費やすと見込まれており、「中国のイメージ」、「中華カンフー」、「タイ族の水掛け祭り体験コース」、「シルクロードをたどる」などの新たな観光スポットを増設し、子供向けのアトラクション施設も新設することになっており、これまでの静物の見学という観光スタイルに比べて、観光者みずからの参加がより重視されることになった。
今回の修築工事の最初のプロジェクト・「イメージ・中国」は目下着工中。敷地面積6000平方メートルの同プロジェクトは中国の伝統的な雰囲気に満ちた町並みとなるよう企画されている。1911年―1949年の時代の特色を持つ建築物が通りの両側に建ち並び、伝統的風味の料理店、手工芸品の店、伝統芝居の劇場や映画館などがこの町のレトロの雰囲気を醸し出し、伝統的な手品なども町角のにわか仕立ての舞台で披露されることになっている。この町は、今年のメーデーのゴールデンウィークの前にオープンする見込み。
「チャイナネット」2006年3月15日