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昭化:三国時代の古城が復元 |
発信時間: 2007-11-20 | チャイナネット |
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古くからの村や町、都市の観光価値が今、各級政府に徐々に認知されている。では、こうした古い町はどのように修復すべきなのか。巨額の資金はどのように調達すればよいのか。これらは昭化古城の修復が直面する一番の難題でもある。
昭化大街に「昭化古城原真(元のまま)修復指揮部」の看板がある。「元のままの修復」とは何か。指揮部の看板にこの4つの文字が書かれるのは前代未聞のことだった。古城修復を担当する元○区委員会常務委員の羅仕発氏によると、「元のまま」は昭化の修復の最優先原則だという。歴史的に残されたものならレンガ一つ、板一枚でも全て保存する。上海同済大学が立てた修復プランの細部は各部屋だけでなく、板や柱にまで及んでいるという。こうした修復は新たに建築するよりも難しい。 昭化大街を歩くと、昭化の人が編み出した方法で修復された跡があちこちに見られる。こうした方法で、支出を抑えながらも元のままに修復された。 最近住民が新たに建築したコンクリートやモザイクの建物には政府が補助を出している。上の1、2階を削って四角いコンクリートの建物に斜めの灰色の瓦をのせ、木の外壁や彫刻を施した窓枠、木の手すりのベランダで外装すれば、古色豊かな四川省北部の民家が現れる。 明や清の時代の古い家屋は多くが傷みがひどく傾いているものも少なくないが、十分に貴重なものだ。こうした家は大きく修復する必要がある。外側は残して構造を補強するのだ。 南街のある民家は既に崩れ落ち、石の基礎しか残っていなかったが、この基礎の上に元の建築を復元した。 修復後の昭化古城では歴史が目に見える形になっている。修復されたそれぞれの建築に歴史の足跡を見ることができ、現在の人が歴史に対して抱く畏敬の念と保護への熱意を窺うことができる。 ※○の左側は「土」、右側は「貝」 |
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