雲南省の元陽県は哀労山の南部にあり、「山の麓にはどこにでも池がある」「山には四季があり、一里ごとに気候が異なる」という、ユニークな場所である。ここには、ハニ族、イ族、ダイ族、ヤオ族、壮族、ミャオ族など7つの少数民族が暮らし、様々な民族の風情を見ることができる。各民族は、何百年にもわたって約2万ヘクタールの棚田を開墾してきた。太陽が昇り、霞が空に広がる時、棚田は薄い霧に包まれ、太陽の光で水面がきらきらと輝く様子は本当に美しい。
1月から5月までは、棚田の観賞に最も適したシーズンだ。冬になり棚田に水が入ると、あぜ道のラインがはっきりと見え、撮影には最高の時期でもある。
「チャイナネット」2008年1月18日