新疆の烏倫古湖では、春から夏へと季節が変わる時期に、よく強い北西風が吹く。湖面に漂う巨大な氷の塊は、風に吹かれてお互いぶつかりあい、岸へと移動して壮観な氷山になる。
今年は降雪量が例年に比べて少なく、積もった雪の厚さはわずか30センチだった。そのため烏倫古湖を保温する効果が少なくなり、湖面には例年より30センチほど厚い氷が張った。
大風が吹いた4月8日と9日、湖には氷の丘ができ、16日の20メートル近くの大風で、福海県の湖のビーチには巨大な氷山が現れた。これらの氷山は十数メートルの高さで、様々な形をした青い宝石のようである。
「チャイナネット」2008年4月17日