長寿の里で水を飲み、トウモロコシを食べ、空気を吸い、生態観光地区で遊ぶ-今年のメーデー連休中、世界五大長寿の里のひとつ・広西チワン族自治区巴馬ヤオ族自治県に多くの観光客が訪れ、同地の長寿文化を体験し、長寿の秘訣を求めた。巴馬ヤオ族自治県観光局の韋秋幸・局長によると、連休3日間に同県を訪れた外地からの観光客は昨年比倍増以上、史上最高を記録したという。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
韋局長は、「観光客のほとんどは、南寧などの周辺都市から短距離ドライブで訪れる。このほか、広東や貴州などの周辺の省や日本など海外からの観光客も見られる。観光客はほぼ全て、『長寿の里』目当てでやって来る。ここ数年、ほぼ毎月のように日本からの団体観光客を受け入れている」と語った。
有名な長寿研究家である広西巴馬長寿研究所の陳進超・所長によると、巴馬は国際自然医学会によって5番目の「世界長寿の里」に指定されたという。第5回全国国勢調査データによると、巴馬には3160人の80~99歳のお年寄りが住み、100歳以上は74人、うち最高齢者は116歳。住民1万人中100歳以上のお年寄りは3.1人いる計算となり、これは「世界五大長寿の里」の中でトップ。
「人民網日本語版」2008年5月5日