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四川省、13の市と州の観光業が再開
発信時間: 2008-06-16 | チャイナネット

楽山大仏は今回の地震ですこしも被害を受けなかった

 

四川省の観光部門は各観光地の管理局や各ホテル、関連航空会社と共同で、割安観光ルートを打ち出して観光業の復興を図ることを明らかにした。今後ある一定の期間、四川省の観光地の入場料が引き下げられる。

四川省の観光業の再生は主に次の3つに分かれる。

1)今年中に被害を受けていない地域の観光を再開し、「四川省の人たちが四川省を旅行する」というキャンペーンを実施する。

2)2009年には四川省の観光業を全面的に回復させる。

3)2010年以降、地震によって出来た新たな観光資源を開発し、観光業を被災地域の主要産業として、四川観光の新イメージを樹立する。

6月16日からは、自貢、攀枝花、瀘州、遂寧、内江、楽山、南充、宜賓、広安、達州、眉山、資陽、涼山などの13の市や州の観光業が再開する。また雅安の碧峰峡、上里古鎮、周公山温泉公園、蒙頂山などの観光地や、甘孜州の成都―瀘定―海螺溝、成都―瀘定―丹巴などの観光ルートもまもなく再開予定だが、世界自然遺産に指定されている九寨溝や黄竜の再開の見通しはたっていない。

四川省の関連部門のデータによると、四川大地震により観光業の損失は500億元を上回り、5月の観光収入は昨年同期より6割低下した。

 

「チャイナネット」2008年6月16日

 

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