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都江堰が震災後初の観光客を迎える
発信時間: 2008-06-16 | チャイナネット
  中国の文化遺産デーの14日(毎年6月の2番目の土曜日)、地震で開放が中断されていた都江堰が震災後初めて観光客を迎えた。「関愛都江堰感恩全社会(都江堰への関心について全社会に感謝)」活動の開幕式典に出席した救助活動への参加者代表と国内外からの来賓、各地の観光客合計4千人あまりが震災後第一陣の観光客となった。

  6月14日から3カ月の間、都江堰市は、世界遺産への関心、全社会への感謝をテーマとする震災後の特別観光コースを制定して無料で開放し、人数限定で毎日観光客を案内する。同時に都江堰市の63万人の市民の気持ちを込めた100万枚以上の感謝の意を表すカードを用意し、ブン川地震の後都江堰を訪れ救援業務に参加した国内外の人々に送ることとした。このカードの所有者は生涯無料で青城山―都江堰観光地を観光することができる。

  ブン川大地震は青城山と都江堰にそれぞれ被害を与えたが、主な景勝地や大部分の文物は被害を免れた。観光地のスタッフの大きな努力により、短期間で再建と開放の再開を実現した。しかし地震後の観光客受入能力に限界があることなどから、現在の都江堰は1日の受入観光客数を一定数に制限している。

  「人民網日本語版」2008年6月16日
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