北京のオリンピック公園は1日に初めて観光客を迎え、5000人の北京市民が、澄んだ空気や緑が一面に広がる景色を満喫した。試験公開が終わる5日まで、数万人の市民が訪れるとされている。
オリンピック公園は、オリンピック施設が集中している地域の北側に位置し、南区と北区に分けられている。面積は680ヘクタールで、頤和園と円明園を合わせた面積よりも大きい。今回、公開されたのは主に南区で、山水が引き立てあい、中国の庭園文化の特徴が色濃いエリアだ。
オリンピック公園は、五輪期間中、各国の選手やコーチ、記者など、また五輪関係者や政府から配られた入場券を持つ市民に開放される。安全確保の対策は他の五輪施設と同じで、オリンピックが終わったあと、いつ正式にオープンするかや料金がいくらかなどはまだ決まっていない。
「チャイナネット」2008年7月2日