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労働節連休、北京市民の観光消費が4割増 新型インフルも影響
発信時間: 2009-05-04 | チャイナネット

今年の労働節(メーデー)三連休期間中、北京市民の北京観光とこれによる収入は昨年同期と比べて大幅な増加となった。北京市観光局は3日、北京市民による観光消費が4億2千万元を突破し、昨年比40%の伸びを記録したことを明らかにした。市内観光を楽しんだ北京市民は延べ167万人に達し、昨年比25%増となった。「中国新聞網」が伝えた。

内需拡大を促すため、北京市観光局は三連休中、一連の観光プロモーションを行った。「高速鉄道に乗って北京・天津に行こう」といった近郊都市からの旅行を促す活動や、「オリンピックを振り返ろう」をスローガンとした全国からの旅行を促す活動、「撮る、語る、歌う、描く」をテーマにさまざまな文化活動を展開する活動などの多様なプログラムが開催された。

故宮・八達嶺長城・頤和園などの北京の有名スポットでも、全国からの来訪者の人数が昨年同期を大きく超える勢いを見せた。最新データによると、故宮の来場者数は20万人を超え、昨年比2割以上のアップとなった。八達嶺長城を訪れた観光客は17万人にのぼり、同比46%増を記録した。頤和園の来園者は17万3千人で、同比36%増しとなった。

新型インフルエンザの海外での広がりによって多くの北京市民が旅行計画を短縮したため、今年の旅行の中心は北京郊外となった。遠郊区県の民俗村などのスポットに訪れた観光客は特に多かった。メーデー期間中、これらの民俗村を訪れた観光客は昨年比22%増の延べ114万人で、これによる観光収入は同比28%増の8千万元余りにのぼった。

「人民網日本語版」2009年5月4日

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