チベット北部の草原にある納木錯(ナムツォ)湖は、世界でも標高が一番高い所にある塩水湖で、広さ1940平方キロの湖面の標高は4700メートルと、チベット仏教の聖地である。
納木錯湖の南側には、氷雪に覆われた「神山の王」の念青唐古拉山がそびえ立つ。念青唐古拉山主峰の標高は7100メートルで、チベット中部では最も高い峰であり、ラサに最も近い雪山だ。
伝説では、納木錯湖と念青唐古拉山は互いに寄り添った恋人と言われており、納木錯湖の広く澄み切った湖面には念青唐古拉山が映し出され、念青唐古拉山の溶けた氷雪は納木錯湖を潤す。
納木錯湖はチベット北部の人気観光スポットの一つとして、ますます多くの観光客が納木錯湖を訪れており、「神山」と「聖なる湖」の美しい景観を満喫している。
「チャイナネット」 2009年10月16日