フランスのメディアが9日に報道したところによると、UNWTO・世界観光機関がこの日、「2010年における世界最大の観光国は引き続きフランスとなり、続いてアメリカが第2位、中国はスペインに代わって第3位となる見込みである」とする報告書を発表したということである。
報道はUNWTOラファイ事務局長の話を引用し、「中国の観光業は著しい進展を遂げ、海外から受け入れた観光客数は2000年の800万人から2009年には5000万人以上増加している」と伝えている。
ラファイ事務局長は「現在から2020年までに、中国は世界最大の観光国となることが予測され、同時にますます多くの中国人観光客が世界各地を訪れるだろう」との見解を示している。
「中国国際放送局 日本語版」より 2010年12月12日