南京 1912
バーと言えば南京人はすぐに総統府近くの1912バー街を思い出す。ここはバーが数多いが、それぞれの特色に応じて様々な階層の消費者をひきつけている。夜になると、ネオンの明かりが1912街を美しく彩り、現実離れした感じを与える。バーの他にもその建築スタイルもホワイトカラーに人気の理由だ。民国スタイルの建築に飾り気のないレンガ、灰色の壁の上の白い漆喰。古めかしく見えるかもしれないが、コンクリートで埋め尽くされた現代の都市ではこうした素朴な建築は逆に独特のものだと言える。民国時期の建築におしゃれなバー、現代と過去の結合、これこそがホワイトカラーの好むムードなのだ。
レジャー指数:★★★★☆
文芸指数:★★★★☆
ホワイトカラー総合指数:★★★★☆