カンボジアのアンコールワット
主のいなくなった王城であるアンコールワットは、長い間放置されてきた。戦争の動乱によって、カンボジアには考古学者が2名しか残っていない。だれもこの遺跡を保護しなかったため、これまで森林に埋もれていた。現在、大樹が建築の中に根付いてしまっているが、もしこれを取り除こうとすれば、古い建築も破壊することになる。それ以外にも、管理の不備によってアンコールワットの貴重な宝物がことごとく盗掘されている。隣国のタイの市場に行けば、観光客はアンコールワットの骨董をなんでも買うことができる。特にリレーフが人気という。