
WED Enterprises上海クリエイティブ執行責任者である墨葭淵氏によると、海賊というテーマはディズニー王国において長い歴史を持つという。1960年代、ウォルト・ディズニーは自ら、アメリカ本土のディズニーランドに海賊の娯楽プロジェクトを設計した。今回、アメリカ側が「カリブの海賊」をテーマにしたエリアを上海に作ることにした背景には、綿密な市場調査があった。ディズニーチームは長い時間をかけ、全く新しいソフトウェアを開発したのだ。
同氏はまた、世界のディズニーチームは最近、アメリカやフランス、日本のディズニーリゾートにある海賊のテーマランドから水のサンプルを中国に持ち込み、先日正式に上海ディズニーランドの「カリブの海賊――失われた財宝の戦い」にある池に注入したことを明かした。ディズニーの伝統の継承と、世界の異なる場所での文化に対する尊重、ウォルト・ディズニー氏への敬意が込められている。
「トレジャー・コーブ」には、「丸木舟の探検」、「水難の船」、「リベンジャー号の冒険」など様々なアトラクションがあるほか、1200名収容の「スタントシアター」や各種シーフードレストランなどがある。劇場では「ジャック船長のビックリ大冒険」を鑑賞できるが、これは上海ディズニーランドだけに考えられた世界初の演目である。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年11月18日
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