中露蒙の三カ国は12日、雲南省の昆明滇池コンベンションセンターで観光促進会を行った。同会では、中国語、ロシア語、モンゴル語、英語の4言語の同時通訳をしながら、内蒙古の観光資源の特徴や、5大ブランドのイメージ、観光商品、内蒙古とロシア、モンゴルの「茶葉ロード」など、国境を越えた観光路線と商品が紹介された。
内蒙古観光局の担当者によると、内蒙古は中国の北部にあり、東北西部・華北北部・西北地区に接し、8省に隣接し、モンゴルやロシアと国境を接している。モンゴルとロシアとの重要な通り道であり、東部沿海部の人が民族風情や草原、砂漠、リゾートを体験するのに最も近い場所である。長年の開発を経て、内蒙古は「祖国は北方にあり、美しい内蒙古」というイメージを確立。「内蒙古の旅行は必勝」という観光スローガンを持つ。「北疆の景勝ライン」や「草原+α」路線も定着し、「内蒙古博楽歌」という観光商品ブランドや「自由自在内蒙古」という名の自家用車観光ルートなど「5大ブランド」を持っている。