チベット文化庁が発表した情報によると、チベット自治区は第13次五カ年計画期間(2016−20年)に特色ある文化産業の発展を加速するため、四川省・貴州省・青海省などと「藏羌彝文化産業回廊」の建設を推進する。投資総額は30億元以上にのぼると見られる。
最新の統計データによると、チベットの第12次五カ年計画期間(2011−15年)の文化プロジェクトの投資総額は6億6567万元に達した。うち中央政府からの投資は6億5767万元、自治区の投資額は800万元。
チベット全区の543の郷鎮総合文化ステーション、39の研究民間芸術練習場の建設への投資総額は5億587万元で、すべて竣工済み。チベットはすべての地方に総合文化ステーションを建設し、県級民族芸術団の53%に練習場を持たせるという目標を順調に達成した。
チベット全区のプロの文芸団体、県級民間芸術団は2015年に、約5000回の公演を行った。チベット文化庁公共文化所の尼瑪所長は、「第12次五カ年計画期間、チベットは第一線の文化活動の場の建設を推進し、農民と牧民を対象とするチベットの演劇や歌劇などの公演を手配した。また科学技術や衛生などの知識を宣伝し、一般人の精神的・文化的生活を豊かにし、活気づけた」と話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年1月13日