
トイレは小さいが、その都市の文明度を判断する重要なものだと言われている。インフラであるトイレの建設を重視する地域は近ごろ増加し、外観にあらゆる知恵をしぼる地域や大胆な設計の内部構造にする地域もある。
イギリスの『デイリー・メール』によると、ノルウェーはこのほど、140万ポンドを投資し世界一美しいトイレを建設した。この「美しい」とはトイレそのものだけではなく、周辺にはスカンジナビア半島の美しい風景が広がっている。
波のような形をしたこのトイレはウレドプラッセンにあり、ギルドスカールという町から近く、西海岸沿線のヘルゲランドの風景線上でもある。ヘルゲランドはノルウェーが推薦する18本の観光ルートの中でも最も長く、6本のフェリーを運行している。またトイレ付近には、第二次世界大戦中に座礁したノルウェー海軍潜水艦を記念してオーラヴ5世国王が建てた記念碑もある。
ノルウェー国家観光ルートの公式サイトは、「色とりどりの大理石の椅子に座り、波型のデザインが目を引き、展望台から青い海を見渡すことができ、ノルウェーを訪れた旅行者にとって忘れられない出来事になる。冬にオーロラを観測でき、夏の夜に太陽を見られる場所は少ないが、ここに来たら北極圏への好奇心を満たすことができる」としている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年4月4日
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