統計によると、2018年のカスタマイズ旅行が好まれる上位10都市は上海、北京、広州、成都、深セン、杭州、南京、武漢、西安、重慶で、カスタマイズ旅行市場が一線都市から二線・三線年に広がっていることがわかる。
携程のカスタマイズ旅行サイトだけを見ても、2018年の1年間で外国人旅行者の受け入れは4倍に増加した。外国人受け入れ能力を有するこのような業者は携程のカスタマイズ旅行サイトに1つだけではない。サイトが提供したデータによると、サイトの90%以上の業者が外国人受け入れ能力を備えている。
業界専門家は、「富裕層にとって旅行は生活必需品である。豊富な旅行経験と安定した旅行予算があり、マイナーな観光地を好み、独自の旅行とプライバシー性を重視し、消費は理性的で、専門的なサービスを信頼しサービス価値を認めている。個人カスタマイズと企業カスタマイズが成熟する中、カスタマイズ旅行サイトはカスタマイズ旅行市場で規模化すると同時に細分化もし、ハイエンド・カスタマイズ旅行市場を開拓している」と分析する。
遊び方だけでなく、グルメにも変化が見られる。彼らは地元グルメだけでなく、ワインのテイスティングや料理教室を体験し、グルメの背景も理解するようになった。宿泊の面では、現地住民の家を選ぶ傾向が強く、民宿に泊まって現地の人たちと交流し、民宿のオーナーが作った料理を食べて地元文化を味わっている。
伝統的なオフラインのインバウンドツーリズム市場の低迷と比べて、オンラインは好調である。業界関係者は、これはサイトに業者と資源の整合能力があり、海外での国際化ブランド宣伝において絶対的優位性を有し、多くのインバウンド団体と個人がカスタマイズ旅行という方式を選ぶようになっているためだと見ている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年4月12日