一家で1台の車に乗り、他人との接触が少ないキャンピングカー観光もメーデーの遊び方として人気を集めている。携程のテーマ観光サイトの統計によると、キャンピングカー観光の検索回数は3月の倍になった。
「ガイドのオンライン予約」もメーデー連休の人気スタイルとなっている。携程の現地ガイドサイトの統計によると、現地ガイドの予約件数は3月の3倍近くになり、三亜、上海、西安、成都、杭州はメーデーの人気目的地になる見通し。
景勝地は要予約の可能性も
今年のメーデー観光で消費者が最も注目すべきことは、新たな「時間差予約」だろう。
文化観光部、国家衛生健康委員会が公布した『旅行景勝地の感染症予防抑制と安全で秩序ある開放作業の実施に関する通知』は、感染症抑制期間、景勝地は屋外エリアのみを開放し、屋内の開放は見合わせるよう求めた。また、景勝地が受け入れる観光客数を最大定員の30%以下と定めた。景勝地は予約制度を構築し、時間差観光予約を実施し、観光客が間隔をあけて入園し、時間差で観光できるよう誘導する必要がある。
つまり、今年のメーデーは、景勝地に行く前に予約することが新たな習慣になる。
携程集団の副総裁でグローバル・レジャー事業部CEOの喩暁江氏は、「予約なしで観光に行かず、予約する習慣をつけ、入場券を予約することを推奨する。そうすることで、景勝地での混雑や行列、門前払いを回避できる」とアドバイス流した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年4月18日