「山西省商人の故郷」と呼ばれる山西省の晋中市はこのほど、市民生活に恩恵をもたらすために1元チケットを発売し、文化観光産業の活性化をはかった。
平遥古城、喬家大院、張壁古堡などを含む12カ所の観光スポットが連携し、総額約2000万元のチケットを1枚1元の価格で山西省以外の国内観光客に販売する。
文化観光産業は晋中市のモデル転換・発展の基幹産業であり、生産再開、経済復興などのにおいて非常に大きな役割がある。晋中市文化観光局は各景勝地の感染症予防を徹底しながら、多種多様の観光優遇政策を実施し、観光客の信頼や願望を向上させている。
晋中市は4月から、山西省文化観光局が実施する「山西省住民の山西省観光」民生改善運動に積極的に参加し、観光市場を効果的に活性化し、観光消費市場をある程度刺激してきた。5月に晋中市の景勝地を訪れた観光客は40万人に達した。
晋中市観光市場の回復を加速するため、同市の観光局は「満々福利・晋中観光」活動を行い、6月21日から10月31日にかけて、20万枚の1元チケットを販売する。これは民生改善の一環である。
晋中市政府は今回の活動を支援するため、活動に参加する12カ所の景勝地に500万元の特別補助金を支給する。また、晋中市のホテル、民宿旅館、飲食店なども一連の優待価格を打ち出し、観光客はサイトで旅行スケジュールを組むことができる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年6月22日