気象部門の測定と関係部門の現地調査によると、江蘇省の邳州と高郵では30日に竜巻が起こり5人が死亡した。邳州では253の家屋が倒壊し、1人が死亡し、2人が負傷した。高郵では、ある服装工場の一部の屋根がめくれ、4人が亡くなり37人が負傷した。政府はこの被害を重視し、梁保華書記、罗志軍省長は迅速な指導を行った。「現地政府は全力で負傷者を救い、被災者の基本的な生活を保障して、災害後の復旧作業をしっかりと行う」と述べた。

台風「鳳凰」で被害を受けた江蘇省

新華社によると、台風「鳳凰」の影響で雨が降り続き、江蘇省の里下河で災害が発生して危険な状態になっている。

福建省、浙江省の被害者は386万人

新華社によると、30日までに福建省、浙江省、広東省の3省では、8万4000隻の船舶、75万1600人の住民が避難した。福建省と浙江省では、45の県や市の386万人が被害を受け、1500軒の家屋が倒壊した。

安徽省では夏休み中の補習が中止

新華社によると、台風8号「鳳凰」の被害を避けるために、安徽省教育部は、全省の小中学生の夏休みの補習授業を中止するよう求めた。

南京　「鳳凰」で倒れた木は29本

「鳳凰」の勢いはすさまじく、南京では30日夜７時までに、暴風雨のために13区の29本の木が倒れた。折れた木は180本にも上る。

[チャイナネット]2008年7月31日