台風8号「鳳凰」は28日の夜10時、福建省福清市の東瀚鎮に上陸、29日零時には強い熱帯性暴風雨に勢力を弱め、8時には熱帯性暴風雨となった。浙江省では依然として、強い降雨が続いている。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

  浙江省水文局によると、温州市の一部の地域では、広範囲かつ長時間にわたって雨が降り続いたために、災害が発生したり、危険な状況となっている。29日零時までに、同市で避難した人は15万6864人に上った。 

  写真（１）：台風「鳳凰」の影響で、浙江省台州市石塘鎮の鹿頭咀では、強い風が吹き、波が堤防に打ち付けている＝28日

  写真（２）：浙江省温州市の洞頭海域では風力が増し、大波となっている＝28日

  「人民網日本語版」2008年7月29日