香港中文大学がこのほど実施した香港市民の生活水準に関する調査結果によると、昨年の香港市民全体の生活水準は5年連続で改善し、生活水準指数はおととしの108.9ポイントから109.19ポイントに上昇した。具体的項目別では、21項目のうち、13項目がおととしに比べ上昇しており、香港全体の生活水準が持続的に改善されているが判明した。うち、昨年の香港全体の社会経済環境については理想的数値が出たことで、香港市民の香港特別行政区政府に対する評価も著しく上昇している。さらに景気の高まりを受け、香港市民の経済状況に対する評価に関するほとんどの指標についても、おととしに比べ大幅に上昇した。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

香港中文大学社会科学院は2003年から毎年、「香港生活水準指数調査」を実施しており、香港の社会文化・経済・環境の3方面について、計21項目の指標評価を行っている。各指標の選択については、カバー率、代表性、測定可能性、さらには香港市民の生活水準に関わる重要性などに基づき決定される。

「人民網日本語版」 2008年08月20日